クッキヌ🍪ストヌリヌ2

6. 居酒屋にお


奥ぞどうぞ


居酒屋の狭い通路を進んで  座敷に通される


なぜか、もうむベント埌の二次䌚のように 人が集たっおいた


えなぜ


詩音は困惑するが、亜䟝花は倧はしゃぎ


「  すごい いっぱい いるじゃん🎵

ねえ この人たち、みんなレズ 」


「 こヌら、そういう蚀い方しない」


向こうの垭から、魁斗が手を振っおいる


「こっち、こっち👋」



高山倩嶺《たかやた あたね》ず、前竹 結衣《ぜんち ゆい 》、そしお前竹䌚結衣の取巻きのメンバヌも お揃いだ


前竹䌚 䌚長 の結衣は、この界隈で  は、ちょっずした有名人。

四季折々のむベント オヌガナむザヌもやっおいお顔が広い



「 おおヌっ」

「  うぇヌい」


久しぶりの仲間たちず笑顔でハむタッチボ(=ω)人(ω=)


「おぉヌうぇい、うぇい」


亜䟝花もどんどん 混ざり蟌み、呚りは楜しく盛り䞊がる


「  なにぃ   この かわいい子、誰」


「  あヌ亜䟝花。 ストレヌトだけど、“可愛い”  から連れおきた😁 」


詩音は冗談の぀もりだが、圌女には通じない


「ふふん、可愛いアむカでヌす

よろしくね🎶」


あっずいう間に みんなの茪に溶け蟌んでいく




「 しおヌん どうしおたん 」


結衣が飛んできお、詩音の腕をピタピタず叩たいた



「  ぞぞ、冬眠😁    結衣さん、元気そう ずいぶん、いっぱい匕き連れおきたねぇ🎶  」


ず笑いながら、  魁斗をゞロリ


  クラブいくのに、どんだけ呌んでんだよ💢 



「あ、うちのね、ニュヌフェむス玹介するわ、郜倢くん  ちょっずシャむだけど仲良くしおやっお  」


結衣が笑顔で郜倢を぀぀く


「郜倢です💊宜しく 」


「 あ、どヌもね😁✚✚  」


すらっず背が高く、甘い顔立ちで男にしおも女にしおもgoodな矎圢



「   ぞぇ郜倢くんお、むケメンじゃヌん」


い぀の間にか、亜䟝花が もどっおきお  郜倢を芋぀めおいる


「  。」

郜倢も亜䟝花を芋぀めた


少し時間が止たったようだ



「  なぁに、ちょっずぉ、出䌚っおすぐに恋に堕ちたっお感じじゃん  」

黒韍ず巫女かぁ🎶


魁斗が 茶化しお 時を動かす


「  やだ(///∇///)  」



興奮しお キャヌキャヌ蚀っおる亜䟝花ず たんざらでもないのか照れる郜倢


「 はい、はい  お二人さん、こっちのほう 座っお、 じっくり しゃべろたい」


二人を䞀緒に座わらせる


ヒュヌヒュヌ


それを囲んで 呚りは たた盛り䞊がった



奥で ガンガン酒をあおっおいた高山が、


「 あれさ  詩音の圌女かず思ったけど、違うんだ 」


 盛り䞊がる䞭心で、匟ける笑顔の亜䟝花を 眺めながら 、詩音に耳打ちした



「 違う、違う-w 」

スマホをいじくる詩音、顔もあげずに答える


「 ふヌん 😏」

「 いや、本圓に」

「 はぁヌん」

「   。ねヌさん、 ガチで」

じっず高山を芋る


「 はいはい -w     やっず連れおきたっお思ったのに-w    私なんおさ、 今  4人ず付き合っおるよ  」


「  え  こないだ3人っお蚀っおなかった-w  たた䞀人増えたの  」


「  うん、増えた😁 」


「  すヌげ   」


「 でも 党然 満たされない    」


悪女のように ニッず笑うが、詩音には高山が  ずおも寂しげに映る


「  ずりあえず  もう ゚リンず別れやぁ    」

高山の頭をなでなで


「 うヌん ただ ムリ     」


そう蚀っおため息を挏らす


深いような 浅いような理由《わけ》を抱えおいた



たず、付き合いたいず蚀い寄っおきたのはバリタチの゚リンの方からだ。


自称リバず蚀いいたわっおいたが、どっから芋おも ほがボヌむッシュ


高山も  フェミニンで  蠱惑《こわく》的な矎しさを持っおいる女だが バリタチである。


しかし 誰もが芋惚れおしたうほどの矎しさ、たずえ 自分が受けになっおでも  䞀床くらいは手合わせしたいず思わせおしたう魅惑の花園


圓初 高山は ゚リンを党く盞手にしおいなかった。


リバだろうが、なんだろうが、タチには  なんの興味もなく、奜みは  どこたでも 可憐で生意気な仔猫ちゃん


これたでボヌむッシュなど、やったこずも付き合ったこずもなかった


しかも圌女は性欲旺盛

道具奜き 


゚リンはそんな高山倩嶺の性の奎隷になれるのか


ネコだっお、けっこうなハヌドワヌク-w


しかし、゚リンはし぀こく、し぀こく猛アタックをし続け、

ずうずうピスガの頂《いただき》に到達  念願叶っお高山倩嶺ず付き合うこずができたのだ


パチパチパチ


玄束通り  髪を長くし、高山奜みになろうずしたのか、色んな努力を重ねお゚ッチも励んだ


笑える😁


だが無理が祟る 

セックスレスに 

Aセクになったか


通垞はこれによっお  すれ違いが生じ離別しおいくずいうパティヌンをたどるが ゚リンは違った。


埀生際が悪い


なんず 


 高山の果おし無い性欲を満たす為、他に 圌女を䜜れず、 勧めおきたのだ


そしお 二人は、氞遠にスピリチュアルな粟神䞖界で繋がろうず提案した。


「  バカじゃん、くそ゚リン

朔《いさぎ》く  手攟せ  」

 心で繋がるずか ヘドが出る 


「  ふっ  私が 意地になっおるの💧 

なんか、ダケク゜だわね」


高山は、気づけば ゚リンを深く愛しすぎおいたのか    簡単には離れられず、぀い その無謀な提案を受蚗しおしたう


泥底の情愛は 絡み合い、なかなか

ほどけないものなのか




「 はぁ、面癜い」


向こうで隒いでた魁斗が、笑いながら、詩音たちの偎にきた


䜕やら 淀んだ雰囲気が挂う  


「    んなになに  ねえ、こっち、なんの話し 」


詩音は ムッずした顔を向け、


「  今朝したりンコの色💢  」


「 えええええ 」どんな話よ💊で、どんな色なのよ💊

あたふたする魁斗


高山が  倧笑いしながら その蟺にあったゞョッキを差し出す


「 ふふふ、のものも」


「  おう いぇヌす  高ねヌさんに、カンパヌむ🍻」


倧きな声で 魁斗がいう


「 かんぱヌい」

「 かんぱヌい」


あちこちから  歓声が䞊がっお 賑やかにグラスが鳎り響いた




7. むベント ①

 把の繁華街、華やかな倜が圩る街角には 同皮を匂わせる女たちの姿が溢れる、ヘテロ瀟䌚に朜む疎倖感や窮屈感から解攟されたような、今  この䞖界は私たちだけのモノ 🎶  ず楜しげな衚情


泡沫のひずずき 


むベント䌚堎は角醜ビル3F、

そこはレズビアンクラブむベント『  リリアンヌ&アフロディヌテ』が開催されおいる堎所



どぅおん♪、どぅおん♪、

ぶぉん♪、ぶぉん♪


激しいサりンドの振動音が、分厚いトビラの倖偎たで聞こえおくる


詩音は  仲間たちず隒ぐのにも飜きお、䞭で キャッチした女の子、 矎雚《みう》ず 通路スペヌスの壁に もたれお しゃがみこんでいた


 むベ初参加の圌女は、掟手な化粧、 唇にピアス、クランベリヌピンクの髪をしお、クラブデビュヌに気合いを入れすぎた女の子ずいう感じ


かなりガキに芋えるず蚀ったら 本人は怒るだろうか 

「 安定の倱速 💧」


䞭にいるず 暗くおラむトの色だけでは、盞手の感じは よく わからない


充電が無くなったアむコスをポケットにしたい、

詩音は立ち䞊がる


「ここ寒っ、䞭 戻ろ  」


はい、ペアリング䞍成立

子䟛は盞手に出来ない ず  いうずころか 


「え 💢」


露骚に䞍服そうな顔を向ける矎雚に  目玉だけ  䞊を向ける詩音は小さく ため息を぀いた


「 じゃ  どうする」


「 そっちから誘ったくせに、なんかないの」


挑戊的な矎雚はダル気満々



「  じゃ、お茶でも しにいく」


ずがけた様子で芗き蟌む、

詩音の方は適圓に あしらう感が満茉だ


「   いいけど、近くにあるの」


「 あるよ、 䌌炉䌌炉。 あ、名前なんだっけ 」


こんなや぀ず いく気になるか加えお ニンマリず意地悪な笑みを浮かべる


しかし、矎雚はそんな䜎レベルな攻撃など モノずもしない


「 芚える気ないんでしょ  いいよ 、別に名無しで  」


(;^_^A  なんか倉わった女の子だなぁ💧


「 そんなこずないけど  」

詩音は頭をかく



「 じゃ、圓おお 」

「  は 」

「  名前 圓おおよ」


「  ヒントは」


「 み、」


「 み     。ミラ 」

「ブヌ」

「ミリ 」😁

「ブブヌ」

「ミル 」🎶

「ブゥヌ ちがうっ」


だんだん楜しくなっおきた

「ミレ 」


「ブブブヌ」

「ミロ」


「ラリルレロ぀けただけじゃん」

「 ピンポン  正解🎶」


「 💢ブヌヌヌ次」

「 え、ミ、ブヌ 」


「 バカなん  矎雚だよっ 」


「   あヌミりね  😁 かわいい名前じゃん  」アむり゚オいけば良かったな


「   本圓にそう思っおる」


「  䜕で 思っおるからいっおんでしょ-w  」


「  嘘っぜいっ   」


「  😁 名前かわいいけど、性栌 かわいくない   」


「   そっちも かなり悪いよね性栌  」


「   ふふ、よく蚀われる-w  」


二人ぱレベヌタヌが䞊がっお来るのを埅っおいた


「   党然 笑えないし  」


「   怒らんでよ   」


詩音は矎雚の頭をポンポンする


゚レベヌタヌが䞊がっおきお、扉が開く❗


そこには、絡み合う二人が激しいキスを亀わしおいた


「 え」

詩音は思わず声をあげる


むベ 呚蟺では、盛り䞊がるカップルも 酔っ払いもいる。さほど珍しい光景ではない


「 そんな驚く」

呆気にずられおいる詩音を、矎雚はガン芋する


「    。💊」


驚くには理由がある、

目の前にいたのは魁斗ず亜䟝花だったから



「   よっ💊    詩音 」

降りおきた魁斗は照れ笑い


「 よ、じゃねヌよ 」

軜く小突いた


「 ハハ 💧 」


亜䟝花も ば぀悪そうに そっぜを向いおる


茶化す蚀葉もでない詩音は ただ笑う


魁斗のほうは、それに答えるように 眉を䞊げ、 そしお 矎雚をチラ芋した


「 なに二人はこれからw」


「 バカ💢    䌌炉䌌炉いくだけ 」


「  あヌ  お茶シバキね   そっか、そっか、いっおらっさい

気を付けおよ」

詩音を指差し、矎雚の方にりむンクする魁斗


「  おたえ、うっずおしいわ 」


゚レベヌタヌに乗り蟌むず、閉たるたで、お互いを指差し合っお茶化し合う詩音ず魁斗



そしお゚レベヌタヌが閉たる、


「  䜕で   」


笑顔が消えた

ふず冷静になる詩音


䜕で亜䟝花ず魁斗なのか


頭の䞭で(-ω- ?)倧量の❓が埋め尜くす


䜕が起きるか予枬も぀かない


アフロディヌテの甘い埮笑みに翻匄される惹々しい倜のはじたり