入り江を進むと、 岩壁に面して
アクアリウムが立っている
入り口で出迎える ネコザメは、親切に その表皮も触らせてくれるが、サメ肌なだけに、気持ちはよくない💧
「 なんか水の中にいるみたいじゃなぁーい 」
エップは上を見上げながら、水槽の硝子にふれてみたり…
アーチ型のトンネルのような通路を進みながら、魚達を見て回れる仕様は、まるで海の中にいるような感覚になれる
ルクピリオス ミュージアムは博物館と水族館の両方が楽しめる、お得な観光スポットなのだ!
「 アハハ💦 オレはそっちには行けないよ~ 」
アルビノイルカが、何度も頷《うなづ》くような仕草を繰り返し、ユキホの周りを泳ぎながら ついてくる。
「 またなんかしゃべってますよ~ イルカを相手に 笑いながら~ 不気味ちゃんですね~ 」
「 ……? しっぽちゃんは、動物とお話しできるのね? 」
ユキホとイルカの なんとも幻想的な雰囲気に レオンは 思わずシムを向けて、その姿を連写した!
「 貴女もたまには いいものを撮るのね 」
微笑むクレインにレオンは振り返って、写真を見せる
「 見て、いいでしょう✨ 」
「 ええ 、ユキヒョウとイルカが見つめ合う すごくいい表情ね 」
「 この子は、ここに 1頭しかいないシロイルカ… アルビノって 先天性色素欠乏症で、メラニン色素を作る遺伝子の疾患なんですって。
チロジナーゼという酵素が働かずメラニンを生成できないとか… たしか、しっぽちゃんも染色体異常か 何か あったわよね? DNA配列の異変とか? ゲノム編集されているのかしら? 」
「 ちがうわ! 冬野たちはね!
当時、同盟 最新の遺伝子テクノロジーを注ぎ込み、やっと 作り出すことに成功した 古代種との混血、そのフルモデル なのよ!」
ひきつった顔でスズカが 口を挟んでくると、ユキホもピクッとなって振り返る
「 No.ZERO (古代種であるガルーダ族)の生体分子を、苦労して 研究なさってきた幽褄飛さまの! 粋《すい》を極めた最高の作品と言えるわ! 」
「 💢 やめろ!! 」
ユキホは、スズカを前に激昂《げきこう》し、あまりの怒りに体が震えていた
「 な、何よ!💦ヤル気!」
「 そんな話し、二度とすんな!
オレは作品なんかじゃない!💢 」
ゴボゴボっっ!!
ドドドドドドドッッッッ!!!!
足元は、 地鳴りを響かせ 揺れ動き、水槽の水は泡立つほど波打った!
「 ユキホ…💦」
ミレイユはとても悲しげな表情
「 よせ! 山ざる! 水族館を壊す気か!! 」
レイラはイーオンで圧力をかけるが、ユキホのアウルはますます膨れ上がる
グゥゴォォォォ!!!
「 征弄のキチガイどもぉ!!」
「💢 なんですってぇ! 同盟と幽褄飛さまを蔑むような言葉! 決して許さないわ! 」
バチバチバチッッ!!
スズカもガデッチを放って牽制する
「 💦うーわ! 逃げるが勝ちだぜ ! ヒャッハハァァーイ」
「 なぁに~💦 じしん~?かみなり~ ? 」なんなのよーん、こわーい!
「 火事! スズカってね! ボヤボヤしてんじゃないよっ! ガデッチに当たったら ショック死するよ! 」
「 あっ! ハチさん 💦」
スキャルバとエップはとっとと出口に走って行く、
ハチもラディアを引っ張って 後に続いた。
スプラは即座にトランススーツに変身して、
「 レオンさん!クレインさん! 早く表に出たほうが! この人たち、ほんと、バケモノですからぁ! 」
「 こらっ!💢 お前まで挑発するようなこと言うなっ💦 」
ルフィーは睨み合うスズカとユキホを交互に見ながら、さて、どうする?とクレインと顔を見合わす
「 ミレイユ!💦 ユキヒョウを止められるのはあなたしか いないわ❗️」
クレインが叫ぶ!
「…💧 でも… やめなさいって言って 聞く事と聞かない事がある… 」
ヘタに手を出して、よけい興奮させたら、水槽を破壊しかねないわ💦
「 粋《すい》を極めた作品…ね 」
( 戦いが見たいわ! しっぽちゃんのコアの源か… )
感心して眺めているレオンを揺さぶるクレイン!
「 レオン! ちょっと! スズカを止めて! 」なに、呑気に見てるんだ!
「 大丈夫、シールドパック持ってるから 8時間バブルよ! ほとんどの衝撃に耐えられるから♪ 」
「 はぁ?! そういうことじゃないだろっっ💦 💢」
「 う~! 許さねぇぞ! 」
ドゥオオォォン! ドゥオオォォン!
地面はグラグラと気持ち悪く 震動する
ユキホにとって、ラボで生まれたバケモノという事実は、消すことのできない深すぎる傷であり、作品扱いされることで、さらに激しい怒りや憎悪を助長させた
だが、スズカにとっても、幼い頃から、尊敬して止まない不動幽褄飛の心血を注ぎ込んだ作品である!という思いは曲げられない!
「 どこからでも かかってきなさいよ!! 」
そう簡単に『 はい!ごめんなさい! あなたは作品なんかじゃありませんね! 』と譲れる話しではないのである
レオン「 なるほどね! 込み入った事情があるようだから、そこんとこは また別編でやってほしいわね!」
ミレイユとレイラは、二人の側で 、チャンスを伺っていた
水槽のイルカが心配して 寄ってくる、口元をパクパクと動かした
「…? 」
ユキホがふっと顔を向ける
“ 今よ!レイラ、スズカを押さえて! 私はユキホと飛ぶわ!! ”
ミレイユの瞳はグリーンに輝く
「 くっ!!」
バァォボォォオオオーーー!!
レイラはフレイムを集中させて、スズカを吹き飛ばした!
「!!キャヤーー! 」
その瞬間、まばたき一つ!
ミレイユたちは あっという間に消えていた
「 ふーっ! 」
レイラはバサッと服を払う!
「 💢 もー! なにするのよ! 火傷でもしたら💨 どーしてくれるのよ~ッッッッ!」
地団駄《じたんだ》を踏んで、怒るスズカ
━━やれやれ、驚きました~💦
水族館が 破壊されずに済んで、本当に良かったです‼️
その後はなんとか、穏やかに見て回る事ができましたね
ミュージアムでは、ビクトリア ナーチの人々とルクピリオスの深い関わり合いの歴史と、長い年月 行われてきた漁や、伝統工芸品の数々が紹介されています
そのすべてを、このガオウが お伝えしたかったのは 山々なんですがねぇ、なぜだか 生体標本が生々しいとか、時間がないとか データチャージtipが残り少ないとか~ etc. 撮影許可がおりませんでしたよ~💦
せっかく、後々 見ても楽しいメモリアルムービーになるはずだったのに~
ふー「 はい! ガオウの愚痴カット! 」
━━……💧 さて、気分も新たに、ルクピリオスの仲間たちである フラワーエンドゥ、オキエンドゥ、コビレエンドゥたちによる華麗なるショーをご覧くださいまっせ~🎶
ほーら! イルカほど、得意ではないハイジャンプですが、頑張って披露してくれてますよ!!
クレイン「 ミレイユたちは、どこまで行っちゃったんだろう…💧 きっと見たかったろうに、シムで撮っておいてあげよう 」
━━観覧席のクレインちゃん、一生懸命 動画撮ってます!やさしいですねぇ
ルフィー「 そういうのは、レオンが得意だろ! 動画名人だからな-w 」
━━キング、それは嫌味というやつですね!
レオン「 あ、こういうリアで見ないと退屈なものは撮らないの、レオン 😋 」
━━あーあ、言っちゃいましたね💦 でも本当、なんで こういうショーとかって、後から見ると、そんなに面白くないんでしょうか? だから、ガオウは、エンドゥを見ている みなさんを撮ってます!(o^∀^o)
スズカ「💢 そんなことないでしょ! 後から見たって、可愛いし、貴重でしょーが! クジラが、ショーをやってるんですからね!!
だいいち、このショー チケット
1枚 4ワコ もしたのよっ みんな!しっかり見て、どんどん写真や動画をアップしてちょーだいっっ! 」
━━助成金もらってますからね! ナーチの観光スポットをしっかりアピらないといけません!
エップ「 4ワコって、ブランにしたらいくらなのぉ~? なんか安そう」
スズカ「 安くないわよ!1ワコ=600ブランよ、ブラッセルだったら2400円なんだからね! 」
ハチ「 円じゃないだろ-w 2400ブランだろ? 」
スズカ「 💦 そう!とにかく高いんだから、しっかり見てくれないと! こっちで働かせて、ブラッセルに仕送りさせるわよ!💢 」
レオン「 いいわねぇ! コアラを 置いて 、BN経済企業団に加わろうかしら♪ 」
━━ありゃ~レオンちゃん、お目々が金になっちゃってますよ~
ちなみにコアラはL&P地域包括支援部隊のことですねぇ、隊員たちを観光施設などで労働させようというのでしょうか?💦 恐いですぅ ラディアちゃん風😋
スズカ「 レオン!素晴らしいわ✨ w424星は永世中立星だから、戦争の被害も受けにくいし、安心して商売できるんじゃない! 」
レオン「 ええ❤️ 戦争屋もいいけど、レジャー産業ってレオンに向いてると思う! 」
スズカ「夢とロマンのコアラね!」
クレイン「 (´-ω-`)… ちょっと! 2400ブランでしょっ! 金儲けの話なんかしてないで、ちゃんと見たら? もう、 変な喋りが動画にはいっちゃったじゃないか💢 」
レオン・スズカ「 (-o-)/はーい!」
━━さすがクレインさん、最後はしっかり まとめますねぇ😋
歓声と拍手に包まれ、楽しいショーが終わると、今度は エンドゥたちがトレーナーから餌を貰います!
そんな様子を またみんなが 喜んで見てますよ~😁
きっと、もっと餌あげたいんでしょうね~✨
スキャルバ「 どんだけでも食うなぁ!丸飲みだぜ!!ひーはーぁー!!」
クレイン「 エンドゥたちは、上あごに数本しか歯が生《は》えてないらしいわ! 野生ではイカが主食で、そんなに歯を使う必要がないからって… 」
エップ「 イカ好きなんて、しい先生と一緒じゃなぁーい🎶 最近は生タコも好きみたいだけどぉ~! 」
━━しい先生のタコを噛まずに飲み込んでる姿を想像すると… 怖すぎますね~(^。^;)
ハチ「 まさに怪奇! 白玉団子妖怪の食事風景!😁 」
ラディア「 ねえ、ハチさん、見てください🎵 三びき揃って ばいばーい 、してます!
とっても可愛いですぅ (*≧з≦) 」
ハチ「 …💧 そうかい? でか頭の薄汚れた坊主にしか見えないけどね 」
━━灰色だからでしょうか?💧
ラディア「 坊主って?何ですか?それ 」
スプラ「 全然 ダメですねぇ、ハチさん、そこは かわいい!って言っとけばいいんです! 」
ハチ「 …可愛くなくてもかい?」
スプラ「 まあ、そういうことですね! だって~ほら!いつも レイラさんやルフィーさんが それで失敗して ミレイユさんに、怒られてるじゃないですかぁ(o^∀^o)🎶 」
ハチ「 あぁ、なるほどねぇ 」ニヤ
スプラ「 学習しないバカは、女の子にはモテませんよぉ~」ハハハ
━━ 💦スプラくん、ヤバいです!貴方の後ろ!後ろ!! ハチさんの意地悪そうな顔を見て、気づいてくださいったらぁ~ー‼️
レイラ・ルフィー「 おい!😒💢💢なんだとぉ! 」
スプラ「 ひゃ~💦 お二人のことじゃありませんってぇ~ そんなこと言うわけないじゃないですかぁ💦 」
スキャルバ「 ぎゃっはっはっは!
お前が学習してこい!イヤッハッハッァーーーイ 」
━━さてさて、 全長40メートルのルクピリオス骨格ホログラムを眺めながら、みなさんは、最後に お土産売り場に向かいましたよ~😁
ルクピリオスは迫力満点!
やっぱり ゴッド レイラさんに、闘ってほしいなぁ
ドゴゴオオオーーン!!バチバチ
激突!
ふんどしの女神 VS 巨獣 ルクピリオス!!
“囚われたプリンセス ミレイユを救え!” なんてどうでしょう!
ライヴ配信、盛り上がるだろうなぁ❤️
スプラ「 いいと思いますよ! 何度か、ふんどしが外れて、おしりが丸見え!とか、 さらに 盛り上がると思います !」
レイラ「 ……💧 きさま 殺すぞ! 」
スプラ「 あや~💦 違いますよ、ミレイユさんのお尻のほうです! 」
ハチ「 あははは!!」
レイラ「 😒💢💢 どっちでも同じことだ! 」
ルフィー「 そうだ! リュウ、ぶっ殺せ! 」ミレイユのケツを守れ!
━━ハチさんが、笑い転げて、死にそうなくらい、喜んでくれてますけど~😁
レイラ「 もちろん、こいつも殺す!」
ハチ「 あたいはさぁ、多分 死んでも笑うよ-w」
レイラ「 😒💢💢」
━━(^^;)(;^^) あはは!!
みなさーんの方は、何か良いもの ありましたぁ?💦
エップ「 あたしぃ、カレンダー買うの~! 半額なのよ~🎶 」
スキャルバ「 もう半年ぐらい過ぎてんのに、そんなもん買って意味あんのかよ~ エップはバカだぜ❗️ハッハッハァーーイ!」
エップ「 いいのぉ~ これはぁ
みんなで行った記念なんだからぁ、ずっと部屋に貼っておけるでしょーん」
ラディア「 私はレオンさんとお揃い❤️ フラワーエンドゥのヌイグルミです! 飾っておけるし、一緒に寝ることもできますから✨ 」
ハチ「 そんなんと寝たら、変な夢見るよ💦 」うす汚い坊主と添い寝なんてごめんだね!
レオン「 私は、薄汚い坊主より、ルクピリオスにしたかったけど、スズカがしつこく こっちにしろって言うからぁ ( ̄^ ̄)」
スズカ「 当然よ! あんなバケモノみたいなの ヌイグルミでも 連れて帰りたくないわよ! 」
ハチ「 あんたも似たようなもんだろっ-w 」ニヤッ
スズカ「 なんですってぇぇえ!!私を 薄汚い坊主と一緒にしなさんなよね! 」
スプラ「 いや、そっちじゃなくて、多分、バケモノの方だと思いますよ( =^ω^)」
スズカ「はぁぁー?! ふざけなさんなよ~ー💢 天地を切り裂く!裁きの雷《いかづち》⚡️ たっぷり食らって 成仏しなさーーーい!!! 」
ビカビカ!!バキバキバキバキ!!
スプラ「 ぎゃぁぁぁああ~ー💦」
なんでですかぁぁぁーーーー😭
━━あーあ💦 スズカちゃんがルクピリオスのヌイグルミごと、スプラくんを電撃の餌食にしちゃってますよ~ 恐ろしいですね~
ラディア「 ス、スズカさん、それ!売り物ですから~💦 」
クレイン「 なぁ、サブレとかあるぞ! 可愛いじゃないか、ルクピリオス サブレだって! オブジェたちに買っていけば?」
レオン「 いいけど、それ、裏 見た?」 ルクピの粉末入りよ😁 そういうの どうなの?
クレイン「💦 えぇーー! ルクピリオスの形してるだけじゃないの?💦 」
粉末って?ルクピリオスの何の粉末?
レオン「 骨とかじゃない? 」
クレイン「 ほ、骨? 💧 」
レイラ「 …ふっ 」
* * *
レオン達ご一行は、ひとしきりショップを堪能して 、 大満足で 楽しかったルクピリオスミュージアムを後にした。
駐車場へと もどってくる。
「 移動しちゃって 二人とは、ちゃんと合流できるのか~? 」
沢山の土産袋を抱えて、クレインはやっぱり、ミレイユたちの心配をしていた
ザザザー!バサバサバサ!!
「 ガァ~ガガァァ!!」
「 ピロロ~ ヒギャャー」
モービルのドアを開くと、キラとハクアが勢いよく飛び出して どこかへ行ってしまう
「 うわぁああ! 💦 なんですかぁ!」
ビビるスプラは、やっぱりトランススーツ!
「 お前な、毎回、いちいち 驚きすぎなんだよ! どけ!」
ルフィーは すかさず その頭をひっぱたき、モービルに乗り込んで行く
「 だって!あんなのが、ガゴーってきたら、誰でもビビりますって!💦」さっきも スズカさんの不意打ち攻撃受けたしぃ💦
「 💢ちょっとぉ!! 犬たちを つなぐか、オリに入れるかしろって! あれほど言ったのに、あのノータリン猿は!もう!本当に、腹が立つったらないわ! 」
スズカが憤慨している横でレオンは考え込む…
「 …しっぽちゃんたちのところに行ったの…? 居場所が分かるのね?
お互いが遠くにいても感知できるとか… 」
「 ちょっと、竜崎!お前の責任でも あるのよ!後を追いなさいよっ」
スズカの怒りは収まらず、レイラに飛び火する
「 なにっ💢 この私に命令するのか? 」
「 あたりまえでしょーが! お前が私をフレイムで、突き飛ばして ノータリンを逃がしたのよ!」
「 ふっ! 丸焼きにされなかっただけ感謝しろっ 」
「 💢💢 なんですってぇぇえ!」
「 まって💦 落ち着いて! ちょっとレオン!何とか言って! 」
クレインは、にらみ合う二人の間に入り、 レオンに助けを求める
しょうがないわねぇという顔のレオンは、
「 スズカ、キラたちはしっぽちゃんの所にいっただけよ、 それより、ミレイユから連絡は? 」
スズカは、にらみ合いを中断、慌ててシムを出してみる
「 ないわ💦 私のところには きてない! 」
「 おいっ こっちに入ってるぞ!
フラワーホールに行っとくってよ。 ユキも落ち着いたみてーだな 」
フロントシートにいるルフィーが、ナビを見ながら、ミレイユからのメッセージを確認した
「 そうだって! クレイン、安心した? 」
レオンは mgドローンの自動追跡システムにより、誰よりも早く、ミレイユたちの居所や 現状を 知ることができたが、しっかり トボケている
「 ああ、 よかった! じゃ私たちも 早く そっちに行きましょう!
あ、そうだ、ゴンちゃんを乗せなきゃ、仲間の印🎶 」
クレインはホッとして、ゴンちゃんをフロントボードに置いた
海ガメの置き物だ
「? なんだよ、邪魔くせぇ 」
つん!と、その頭をルフィーが弾く
するとクレインが意地悪く、目を細めた
「あー、そんなことして いいのか? それは、ミレイユのお気に入りのゴンちゃんだぞ! 」
「 え?! このカメ?💦 」
青ざめるルフィーに、クレインとラディアは微笑み合う
「 そうですよ~ ミレイユさんが水族館で、可愛いって言ってたので、クレインさんが買っといたんです!
きっと 見つけて喜びますね❤️」
可愛かったフラワーエンドゥたちに、イルカや海ガメ、データチャージの容量がいくらあっても、収まりきらない数々の場面、いっぱいの思い出は、全部、みんなの胸へ ギュウギュウと詰め込んで、モービルは、次の目的地に向かうのだった…