イーセンバックに降り立つ一行。
「さあ!こちらはイーセンバックですね~、E~F方面の空域に向かうときは、必ず立ち寄りたい人気SSの一つですね~!」
ガオウドローンを相手にSS内を実況中継のスプラ。
プラットデッキからロビーに続く長いゲートウェイをキョロキョロしながら歩くのはラディアたち。
「そっちのほう、ありましたぁ?」
「うーん、ないわ~💦」
「もぉ~どこなのよぉー、あたしとハッチの愛の結晶よぉーん。」
「はい!まず人気のパワースポットでもあるゲートウェイですねぇ!
ビグトリアナーチから運ばれてきたレッドストーンがたっぷりと敷き詰められているんです!ここを歩くだけでも多大なご利益があると言われていますが!ですねぇ!この石畳には、なんと💖型のナーチレッドがいくつか隠されているんですって!
ほら、みなさん、一生懸命ハートストーンを探してるでしょ!
それを発見すると、ストーンの『結びの力』で恋愛が成就すると言われているんですねぇ。さらにカップルで仲良く見つければ、その愛は永遠に続くと約束されるそうなんですねぇ~ すごいですねぇ!まさに、最強恋愛パワースポットですねぇ。しかもそれだけに とどまらず、ファミリーや仲間同士でも、その絆が深まる!と団結のご加護あり、ですねぇ!
もうだれにも恩恵があるという すごいレッドストーンパワーですねぇ!貴方も是非是非、探しに来て見てはいかがでしょうか!!ですねぇ!」
「なんだい、ありゃ、うさん臭い詐欺師みたいだね、イーセンバックのまわし者かい! 」
ハチはシラーッとした目でスプラを見る。スキャルバも大声でヤジを飛ばす、
「イヤッハッハァーーイ!おぅ!いくら もらってんだっ!その野次馬たちはムーヴ社の社員じゃねぇのかぁ!おう!おう!おう!ひゅーひゅー!」
それを見て、ルフィーが手を叩いて喜んでると、眉をひそめたクレインが近づく
「ルフィー、ああいうの注意しろ!騒がしくすると目立つだろ」
「なんでだよ、別にいいじゃねぇか、なぁリュウ」
横にいたレイラに同意を求める
「ああ。奴のほうが十分 騒がしい上にかなり目立ってる」
クールなレイラは表情一つ変えないで、あっさり言う。
「ムッ(*゚ε´*)」
そういうこというと、ルフィーが図に乗るだろ!とクレインはレイラを軽く睨む。
「ほらな!お前こそ、あのバカを注意しろよ」
早速、図に乗ったルフィー。
レイラの肩に腕を回して行こうとするが、クレインはその行く手を遮る
「別に、中継で目立つのはいいんだ!お前たちはガラが悪すぎて目立つだろ!スプラは来賓であり監査役なんだぞ、※WPK委員だし、中立星での我々の言動や行動を見てる。失礼な態度や喧嘩を売るとか、仲間外れにするとか、そういうのは絶対、だめだからな!お前たちこそ、 ここのなんとか石でも探して、絆を深めたらどうなんだ?」
※銀連和平維持委員会
なんだかんだと、ちゃんと聞いていたんですねぇ、ハートナーチレッドストーンですよぉ!
貴女も💖探しませんか?
スプラの声が聞こえてきそうだ。
だが、ルフィーの顔色は一変する。
「はぁん?絆?あのヤローはパラじゃねぇか!大体な、お前がそうやって何様扱いするから、あのガキが調子コクんだ!」
「しっ!聞こえる!」
唇に指を当てる仕草、クレインは静かにするよう諌《いさ》めるが、ルフィーは余計に声を張り上げた。
(そう、こいつはそういうやつだった。)
「いいか!オレはな!特権階級のクソガキや最上デッキにふんぞり返ってるだけの大将なんざ、趣味じゃねぇ!そんなんの相手させられるのはまっぴらごめんだぜ!わかったか!」
それはまるで、スプラやレオンに聞こえるように、いや、聞かせるように言ってる気がした。
「…クスッ」
クレインは胸のすくような気持ちになって笑ってしまう。
「💦なんだよ」
「いや…らしくていい。やっぱりお前はそうでなくちゃ。」
レオンとの不完全燃焼な言い争い。
思い返しても はらわたが煮えくり返るようなレオンの言いぐさ。
それに比べれば、こっちのほうがよっほどましだ。
「はん、なにいってやがる…」
いつもなら、ここから盛大な説教が始まるだろうというところ…
?…何故だ、機嫌がいいのか
ぶちギレないクレイン…
ルフィーは意味がわからず、どう思う?といった感じにレイラを見る
「ふっ…」
レイラは行くぞと目で促した。
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
「お食事処は名物イーセン蕎麦からナーチのルクピリオス海鮮丼までメニューも豊富で飽きさせない!オーセンティフードコートが最高ですねぇ!そしてぇ!お土産コーナーも農産、畜産、水産物と数多くの特産品を取り揃え、定番物から土着物まで、小物、置き物、アクセサリーに至るまで品質良く、品数豊富なオーセンティアSHOP99で決まりですねぇ~!」
店先に来たスプラたち、相変わらず、賑やかなリポートが続いていた。
“はぁーい!! そうなんでーす🎵”
レオンやスズカもわざとらしいくらいの激しい笑顔を振りまいて、ユキホはオーセンティアの商品ナイミッツ餅を両手に持って、ご機嫌さんに飛び跳ねている。
「あたしも~可愛いソーイングチェッカーみつけちゃったぁ~ん!またぁ、誰か怪我しても、安心よん!」
カメラに向かって投げキッスのエップ
「そんなこともありましたね~」
ラディアしみじみ言う
「そうね、あのときはどうなるかと思ったわね。」
「パラメリアン呼んじゃったりねぇ~~ぇん-w」
「でもみんなで、なんだかんだ楽しかったわ」
ミレイユたちの思い出話はフォールスアース横断レースの事。
地球探しが大事《おおごと》になり、オフート子息救出チームなるものが発動し、後にパラメール反乱軍壊滅の為、遠征大隊が結成、ルフィーとクレインが駆け落ちに失敗したと噂されることになったパラメール紛争のきっかけとも言える。
「冗談ぽいだぜぇぇぇーー!ひゃっはぁぁーい!チェッカーで縫われるなんて二度とごめんだぁ!」
「あたいも面倒はこりごりさ」
以前はこぜりあっていたスキャルバとハチも、あれ以来 仲良く つるむようになったのだ。
店内に入ったルフィーたち、色んな商品を見て回る。
「すごいなぁ、変わったものがいっぱいある、二人とも、何か欲しいものある?
気分がいいから、おごってやるぞ」
ご機嫌なクレインが、そんなことを言うから、ルフィーとレイラは顔を見合わした。
「珍しいこともあるもんだ!じゃテラスに座るか、リュウはブラックだろ、オレはぁ、なにするかなぁ」
「ああ」
レイラは先にテラスに向かうとテーブルを陣取って座った。
「珍しいってっ!別にそんな、いつだってそのくらい💦」
「ちげーよ、お前の機嫌がいいことさ」リュウのおかげか?この旅ではずっと一緒にいられるもんな!
ニタニタしながら、クレインを肘でつつく。ルフィーはかなり以前から二人はデキてると思い込んでいた。
「?…なんだ、失礼な奴ね、それじゃ私はいつも怒ってるみたいじゃないか!」
「ああ、お前はいつもうるさい鬼軍曹。けど、それは…俺がさせてたのかもしれねぇな-w」
(リュウといるときの表情はまるで…)
ルフィーが珍しくじっと見るから、クレインは目を泳がせてしまう。
「なんだ?💦早く決めろよ」
商品パネルのwindowに目を戻すルフィーの横顔を、今度はクレインがじっと見つめた。
「んー? なんだ、このぶつぶつしたへんなやつ。」
隣の商品棚に座っているナイミッツ餅のマスコット人形を見つける。
「なんか、キモいぞ(|||´Д`)それ欲しいとか言うなよ、買わないからな」
「え?お前こういうのダメなの?オレ、ツボったけど!」
「やめろっ!こっちに向けるなっ」
嫌がるクレインに人形を近づけ喜ぶルフィー。
「はい!はーい!いいものみーっけ!ですねぇ!店内でいちゃこらする二人💕チェック!拡大!ですねぇ!いひひ」
目敏いスプラに見つかったクレインたちの様子は、あちこちのスクリーンに映し出される…が、本人たちはまだ気づいていない。
「あら、私の※マウと私の犬が、主人を抜きに楽しくしてるわ…」
レオンはスクリーンの二人を見上げ、店内に目をやる。
ほっとけないわ~と、一直線に向かおうしたところ、無言でレイラに腕を掴まれた。
※女、彼女、的な意味
「なぁに?リュウちゃん」
振り返ったレオンはマコト風におどけてみせた。
「どこへいく気だ?」
「?…まさか、邪魔するなって言いたいの?楽しそうだから、混ざりに行くだけよ」
「よせ、行かなくても もうすぐ来る」
腕を離さないレイラのほうに向き直るレオン
「気を利かせてるつもり?」
(あなたが私の相手をしてくれるのかしら?)
恐ろしい微笑みをたたえ、正面からぐっとレイラに近づいた
「でも勘違いするなって言われるわ、ルフィーが好きなのはミレイユだし、クレインが合うのは貴女のような人。応援してるのよ、わたし。」
「何を訳のわからないことを…」
レイラがいぶかしげに眉をよせる…
レオンは口づけをするほどに顔を近づけ、身体をピッタリとすり寄せて、艶やかでプックリした可愛らしい唇を動かす
「まさか、ミレイユの相手は自分なんて思ってないわよね?」
そして、一瞬にして人の皮を脱ぎ捨て、真っ黒で巨大な翼を思いきり広げた!空に向かってそびえ立つような太い角を頭から覗かせるとおぞましい魔物の姿に変化《へんげ》する!
(なんなんだ?この女は)
レイラは動揺を隠しきるために無表情を貫くとレオンを自分から突き放した。
バチバチバチバチ!!!
カデッチが唸って、突如 、レイラを攻撃する!
「ちょっと!レオンに気安く触りなさんなよね!!」
お馴染みボディーガードのスズカが登場だ
「く!きさま!!」
ブオオオーーオオオ!!
「やる気なの!黒氷《くろひょう》」
カデッチとサイコフレイムが激突する。
「おい、どうなってんだ?💦」
「ルフィー、早くとめろ!」
飲み物を持って、テラスに来たルフィーとクレインは事態が飲み込めず慌てふためく
ザワザワザワ
遠巻きに見ている群衆の好奇な視線は避けられない。
「ありゃ~、喧嘩ですねぇ~、 一般ピーポーがブラッセル軍人を見る、この冷やか~~な視線、ご覧ください!問題を起こすのは常に連中、ということですかねぇ『なあに?ブルたち、こんな方まできて、内輪もめ?何しにきたのかしら?まさか戦争の下見かしら?恐ろしいわねぇ!』てな具合にですかねぇ、どの星系からも疎まれているのが、よーく分かりますねぇ」
「ちょっと💦スプラさん」
スプラの行き過ぎトークを止めようと、ラディアは袖を引っ張るが
「はい!そしてぇ珍しく喧嘩の仲裁役は、かの有名な艇食い魔神、ブラッセル1のクラッシャーKing、ライヴ・ウェポンですねぇ!」
ルフィーの戦闘シーンは有名だ。
キウパラ同様、パイロットの素顔に見物人たちから、どよめきの声が上がる
ルフィーはスクリーンに映る自分に気づいて、
「Σ!おい!オレを撮るんじゃねぇ💦」
しかし、そのひきつった顔のクローズアップがさらに、執拗に映しだされる
「こわいですねぇ~、狂犬がなんか吠えてますねぇ」
「ちっ 」
ビシユユユユユーーーウウウウウン
イラッとしたルフィーはラアトを引き抜き、スプラに付いてるガオウを撃った。
スプラはトランスのシールドで素早く撥ね付ける。
バゥッ!シュシュユユ!!
キャーーー!ザワザワ
悲鳴とザワつきにレイラとスズカも気がそれて、争いは打ち切られた。
「ちょっと、見ましたぁ?みなさん、ルフィー・オリジン、まさしく危険分子ですねぇ~、恐ろしいですね~、バリケードがなかったら殺されていましたねぇ。」
スプラはとぼけた顔で挑発する
「てめぇ、ふざけんな」
すべてはほんの一瞬のことだが、eyesパトドローンたちは赤色フラッシュを点滅させて、集まってきた。
「ルフィー!ステーションで銃を抜くとは どうかしてるぞ、もう艦《ふね》に戻れ」
言いながら、クレインはルフィーを引っ張って連れていく。
「ラアトのレベル1だぜ、たいしたことねえよ。」
歩きながらルフィーは笑う
「そういう問題じゃないだろ!全ワールに映ってるんだぞ!」
スプラのブラッセルを貶《おとし》めようとする思惑か!そんな安い挑発にも、ちゃんと乗っかるのがルフィーだった。
「うるせぇな!そんなこと知るかよ!じゃ、あのガキを黙らせろ。やっぱ、あんとき、ぶっ殺しとくべきだったぜ」
フォールスアースを思い出しながら、ルフィーは憎々しげに吐き捨てる。
「まったく…目の前のことしか考えない。はあ」
クレインはため息をついたが、やはりそれ以上、怒る気持ちは沸き上がらなかった
「あたりめぇだろ!他に何を考えるっていうんだ、まさか、見栄や体裁か?このオレが世間体でも考えると思うかよ?逆に見せつけてやるぜ!何がブラッセル1だ、俺様はWORL1だ!WORL1のライヴ・ウェポンだってな!」
「え?そこ?怒るとこ?そこなのか?」
ルフィーの分かりやすいプライドは単純で心地よいものだった
あはははは…あははは
クレインは笑った。
モヤモヤしている心がスッキリしていくような感じがして、さらに大きな声で笑った。
「んなに可笑しいかよ?」
ルフィーは変な奴とブスったれる。
「ああ!可笑しすぎて、お腹がいたいわ!でも、そういうところ、お前らしくて、あはは 」
激しく笑いすぎて、よろけるクレインをルフィーはとっさに支えた。
「なんだよ、大丈夫か、今日のお前はどうかしてるぜ?ったく、笑うか、喋るか、どっちかにしろよ」
「ああ💦 ブーツが引っ掛かった。」
言いながら、二人とも その足元に目を落とす
“あ“
クレインとルフィーの間に小さなハート型の石が光っていた。
ナーチレッドストーン💖だ
“え?これって ”
と二人は石をじっくり見てから、お互いへと目を戻し一瞬 見つめ合う。
パッと触れ合っていた身体を離した。
「あー💦 なんだ、あの、以外と簡単に見つかるもんだな。」
なぜか少し焦ったような口調になってしまうクレイン。
ルフィーも同様に何か慌てた。
「あ、ああ。お前、それ、探してたのかよ。」
「別に💦探してるわけないだろ!でも、ほら、よかったじゃないか!ルフィー、石を見つけると、想う相手と恋が叶うってことだからな!」
恋が叶う?ルフィーの頭にはミレイユの愛くるしい顔がドアップで押し寄せる。いや、そんなわけがない!とルフィーは首を振った。
「そんなの ハッタリだ、迷信だぜ。」
「え、でも赤石の神通力は言い伝えがあるぞ。戦いの女神イザルナミアンの赤石の涙。勝利に導くという。」
口調は平静を装ったが、鼓動の嵐が耳下腺を揺さぶって落ち着かない。
「こっちは目下、恋愛成就だろ、下らねぇ。」
ルフィーは虚勢を張るように鼻で笑った。
「ふふ、素直じゃないな!今日は思いきって、告白してみたらどうだ!」
笑いながら、ずんずん歩いていってしまうクレイン
「それが出来りゃ 苦労しねぇよ」
その背中に向かって、ルフィーはボソッと呟いた。
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
そんなルフィーの気持ちなど露知らずのミレイユは、多目的スペースでハクアたちとくつろいでいた。
ユキホが貰ってきた沢山のナイミッツ餅を仲良く分け合って食べていた、
「美味しいわね~。ブラッセルの食事って見た目が味気ないものが多いから、楽しいわね(*´∇`*)」
「うまい!うまい!」
ワンワン、ピロロロ~うんうんと、食い意地の張っている三びきは、もっとくれと並んで待っている
「そんなに食べたらお腹壊すでしょ。」
「全然大丈夫だ!100個食える!」
ワンワンワン、ピューロロロ~ううんと食い意地の張っている三びきはもっとくれと並んで待っている
「だめよ!それにキラは太って帰ったら、またユーリに怒られるわよ。」
「クゥーーーン」
その言葉には、さすがのキラも耳を伏せて項垂れる。
「はぁ」
ユーリの名前を口にしたミレイユもふと寂しい気持ちになって項垂れた。
「ハートストーン見つけられなかったし」
そういって肩を落とすミレイユに
“おれたちはいっぱい見つけたぞ!”
とはさすがに言えないユキホとキラ
ピュロロ~バサバサ
ハクアがミレイユの肩に飛び乗って例のごとく、くちばしを近づける
「きゃっ」
ミレイユはくすぐったそうに首をすくめた。
「こら!ハクア!キリコになにすんだ!こいつさぁ、すぐ食ったもん出してくるんだよ!」
ユキホは言いながら、ハクアをミレイユから引き剥がそうとする
ピュロロ~ブコゴ
「ユキホ、いいのよ。」
ミレイユは喉を鳴らしているハクアに頬ずりしながら、
「なぁに、ありがとう、ハクア。
お餅は私もたくさん頂いたわ。大丈夫よ。」
とハクアのくちばしを優しく撫でる
ユキホもキラも、ハクアがミレイユを元気づけようとしているのは分かった。
プスップスッピュロッ
ハクアは首の後ろをカサカサと掻くようにくちばしを差し込むと、くわえ出した小さな石をミレイユの手のひらに乗せた。
「…これは…。」
それはハート型のナーチレッドストーンだった。いつもの収拾癖でこっそり ほじりとっていたようだ。
ハクアの装甲機兵の手足ももぎ取る強力なくちばしなら、石を掘り出す事くらい造作もないだろう。
「私に?ハクア…あなたのなのに。」
手のひらの小さな石に、ミレイユの瞳はうるうるしている
「やるじゃんか!ハクア(^^)d」
ワンワン!ワンワン!
ユキホとキラも大喜び。
「ピキュゥ~」
首をかしげ、毛を逆立てると瞬膜を動かした。撫でてくれと甘える仕草をする。
「よーし、よくやった!」
ユキホはユーリの真似をしてそう言うと頬をゴリゴリかいてやる。
「 ありがとう❤️」
ミレイユもハクアをぎゅと抱き締めた。